艶あり塗料・3分艶塗料の耐候性について 福岡市外壁塗装・屋根塗装専門店 福岡ペイント
こんにちは!福岡市外壁塗装・屋根塗装専門店 福岡ペイントの松尾です!
本日は、艶あり塗料・3分艶塗料の耐候性についてお話していきます。
目次
4.まとめ
そもそも耐候性の検査とは?
一般的に耐候性は「促進耐侯性試験」によって評価されます。
促進耐侯性試験とは、「人工的な環境下で塗膜の劣化を促進し、劣化後の光沢保持率によって塗料本来の耐候性が発揮されているのか」を判断する評価方法になります。
この評価方法では、塗装初期の光沢を光沢保持率100%とし、光沢保持率が80%を下回ると塗料の性能が低下したと判断します。
しかし同じ塗料でも、艶を抑えた「艶調整塗料(5分艶、3分艶、艶消)」の促進耐侯性試験の光沢保持率では評価できません。
今回は、艶調整塗料の耐候性が光沢保持率では、評価できない理由について詳しく書いていきます。
艶調整塗料の耐候性が光沢保持率では、評価できない理由
艶調整塗料の耐侯性が光沢保持率で評価できない理由は、元々の光沢度が艶有塗料に比べて極めて低く、劣化前後の差がわずかで測定誤差の差となります。
ではなぜ、艶有塗料と艶調整塗料でそのような差が出るのかを「艶あり塗料」「3分艶塗料」の変化を例にご説明致します。
艶有塗料の場合
艶有塗料では、塗装初期の光沢度と光沢保持率80%の光沢度には大きな差があるため、光沢保持率での評価が可能になります。
例えば、初期の光沢度が90%の場合、光沢保持率80%のラインである光沢率72%になるまでは、塗料本来の耐候性が発揮される期間と判断されます。この時、劣化前後の光沢度の差は18%と差が大きい為、光沢保持率で評価ができます。
3分艶塗料の場合
3分艶塗料は、塗装初期の光沢度がもともと低く塗膜劣化が進行したとしても光沢度が大きく劣化することはありません。そのため、光沢保持率での評価が難しくなります。
例えば、初期の光沢度が20%の場合、光沢保持率80%のラインである光沢度16%になるまでは、塗料本来の耐候性が発揮される期間と判断されます。しかし、劣化前後の光沢度の差はわずか4%と差が小さく、測定誤差範囲程度の差となるため光沢保持率では、正しく評価できません。
以上のように艶調整塗料の耐侯性は光沢保持率では評価できないため、異なる方法で評価しています。
艶調整塗料の耐候性評価方法
艶調整塗料の耐候性を「促進劣化後の塗膜表面の状況劣化」で評価しており、塗膜表面の「ひび割れ」と「顔料の抜け落ち」など物理的異常の発生の有無を劣化の指標としています。
この物理的異常が確認されるまでの期間を塗料本来の耐候性が発揮される期間を定めています。
まとめ
・艶有り塗料と艶調整塗料の耐候性の検査が違う
・艶あり塗料は、塗装初期の光沢を光沢保持率100%とし、光沢保持率が80%を下回ると塗料の性能が低下したと判断している。
・艶調整塗料は、「促進劣化後の塗膜表面の状況劣化」で評価しており、塗膜表面の「ひび割れ」と「顔料の抜け落ち」など物理的異常の発生の有無を劣化と判断している。
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