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水性塗料について 福岡市外壁塗装・屋根塗装専門店 福岡ペイント

塗装の豆知識 2022.11.13 (Sun) 更新

 

 

こんにちは!

福岡市南区 外壁塗装・屋根塗装専門店 福岡ペイントの運天です。
今回は、水性塗料についてご説明させて頂きます。

 

 

ご自宅の塗装の際に気を付けて頂きたいのが塗料の水性か、溶剤かです。

どちらがお客様の状況に合っているのかなどもありますので今回は水性塗料について説明させていただきます。

 

 

水性塗料とは

 

 

水性塗料

 

 

水性塗料とは、主成分が水で作られている塗料であり、溶剤塗料のような独特のシンナー臭がしない特徴があります。

水性塗料は多くの方がイメージされている通り、シンナーなどといった溶剤が含まれていないために、塗膜が弱くなってしまうデメリットがありました。

そのため、今まで外壁塗装に使用されてきた塗料は、溶剤塗料が大半だったのです。

しかし近年、研究開発が進み、溶剤塗料と同程度の耐久性能を持つ水性塗料が現れるようになりました。

水性だけに水に弱いイメージがありますが、水性塗料は完全に乾燥させた後にはしっかりと外壁と塗料を密着させることができるようになったのです。

「外壁に水性塗料をしようして、雨が降っても問題はないのか?」と疑問に感じる方も居られるかと思われますが、ご安心ください!しっかりと乾燥させれば何も問題ありません!

ニオイが溶剤塗料よりもかなり少ないために、気になる方は水性塗料をおすすめいたします。

溶剤塗料に含まれている健康や環境に対する悪影響が少ないのも特徴です。

ですが水性でも塗料ということには変わりないので、まったく無臭で無害というわけではありません、塗装の際には換気の良い場所での取扱いが必要となります。

 

 

 

水性塗料のメリット

 

1.シンナーなどの溶剤を使用していないので臭くない

水性塗料はシンナーなどの溶剤を使わず、主成分が水で出来ています。
その為、ペンキ独特の嫌な臭いを発する事がありません。
塗料の成分独特の臭いはありますが、あくまで塗料の成分であり体に害がある成分の臭いではありません。

人体への被害も心配せず、外部塗装をした際もご近所にご迷惑をかける事がない、とても扱いやすい塗料といえます。

 

2.溶剤塗料とそん色ない塗料も多くある

外壁には溶剤塗料を採用する事がほとんどでしたが、近年の研究により外壁でも強固な塗膜を作る事が出来る水性塗料も多くなりました。
その効果は、溶剤塗料にそん色ない素晴らしい強さを発揮しますので、外壁にも安心して水性塗料を採用する事が出来ます。

 

3.保管が簡単で手間いらず

主成分が水ですので、材料の保管を直に注意する事はありません。
反対に溶剤塗料の場合、シンナーなどの溶剤が含まれていますので、火気の問題など様々な点に注意しなければいけません。

 

4.溶剤中毒にならない

シンナーなどの溶剤を含んでいませんので、臭いを吸う事で気分が悪くなるなどの体調不良を起こす事はありません。
換気が出来ない狭い室内で塗装をしても問題ありません。
水性塗料はお客様自身やご近所さんにも優しい塗料ですが、作業をする職人さんにも優しい素晴らしい塗料といえます。

 

5.1液性の塗料が多い

水性塗料は有機溶剤を配合していない関係上、1液性の塗料が多い傾向にあります。
2液性のように撹拌(かくはんしなければならない塗料ではありませんので、非常に扱いやすく施工性にも富んだ塗料です。

 

6.値段が安い

シンナーなどの有機溶剤が含まれていませんので、塗料自体の値段が安価です。
塗装工事自体がコストダウンできる採用しやすい塗料です。

 

 

水性塗料のデメリット

 

1.溶剤塗料より塗膜の寿命が短い

有機溶剤が含まれていない分、一般的には強い塗膜を作る点が溶剤塗料より劣るとされています。
それでも依然と比べると、溶剤塗料とそん色ないまでの強さを発揮させる事が出来るようになりました。

水性塗料と溶剤塗料はそれぞれ数多くのグレードにわけられており、溶剤塗料よりも塗膜の寿命が長い水性塗料もあるという事を覚えておいてください。

 

2.塗布できない素材がある

水性ですので、鉄部などの塗料を弾いてしまう素材への塗装は難易度が高いといえます。
下塗り材を上手に使用する事で、塗布する事が可能になる場合もありますが、専門業者の技術が必要になります。

 

3.ツヤが落ちるのが早い

有機溶剤を含んでいないので、塗膜のツヤが落ちやすい傾向にあります。
「ツヤ有り」を塗布しても、数年後にはツヤの程度が落ちてしまうと思っておいた方が良いでしょう。

 

4.塗装工程の際に雨が降ると塗布した塗料が流れてしまう事がある

水性塗料ですので、完全に硬化するまでは水に弱い傾向があります。
その為、外部で塗布をしている最中に雨に見舞われてしまうと、ダラっと流れるように塗料が落ちてしまう事があります。
天候をしっかり見極めて塗装作業を行わなければいけないので、管理が難しい塗料と言えます。

ですが最近では、雨の中で塗布する事が可能な水性塗料も増えており、少々の雨でも塗布できる便利な水性塗料もあります。

施工を依頼する際はどのような塗料をしようするのかを業者に確認すると良いでしょう。

 

 

水性だけど、雨で流れて落ちない?

多くの方が「水性塗料は素材が水性なので水に溶けてしまうのではないか?」と疑問を抱かれています。
雨水が当たる事で水性のサインペンのように溶けて流れてしまうのでは…?

水性塗料は、完全に硬化するまでは水に触れると流れてしまいますが、完全に塗料が硬化すると水に溶けなくなる性質があります。
その理由は、水性塗料の主成分である水分が乾燥工程で揮発して無くなってしまうからです。

 

水性塗料が完全に乾燥して硬化すると、塗膜の中に残るのは樹脂と顔料のみであり、水分は全く無くなります。

 

乾燥して水分が揮発した時点で、水溶性ではなくなるという事です。
その為、完全に硬化してしまえば、いくら横殴りの雨が降っても塗膜が溶けだすという事はありません。

水性塗料にも溶剤塗料にもメリットがありますので、一長一短です。
塗膜の耐久性は溶剤塗料の方が性能が高いですが、様々な角度からトータルで考えると、多くのユーザーに支持される塗料は水性塗料といえます。

 

水性塗料が求められている世の中になってきている事で、各メーカーは水性塗料の開発にとても力を入れています。
そのため強くて外壁に使える水性塗料も多くなりました。
匂いもしない、性能は溶剤塗料に負けない、環境にも良く、価格も安い、という点で人気の高い塗料となります。

 

 

以上が水性塗料に関しての説明となります。

今回の記事でお客様のご自宅の塗装の際に参考になれば嬉しいです。

 

 

水性塗料なら自分でも外壁塗装できるかも!と考えても実行はお勧めいたしません。

高所での作業などの危険もあり、中には塗料をこぼして近隣住民とのトラブルにつながる場合もあります。

保証のついている業者に頼めば万が一そのようなことが起きても大丈夫です。

お客様自身の安全のためにも業者の方に見積りを依頼してみましょう。

 

次回は溶剤塗料のご説明をさせていただきます。

以上、運天がお送りいたしました。

 

 

 

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お値段を把握するための参考程度でも大丈夫ですので、お気軽に福岡ペイントショールームへ御電話・御来店をよろしくお願いいたします。

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